キハシロ雑記

日々のことやら作品のことやらなんやかや
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肉まんを温めたくて

蒸し器を作りました。

肉まんin蒸し器.jpg


通常の1.5倍サイズなのでパンパンである。

肉まん用に蒸し器部分の深さを深く取ったのだが、蓋(フライパン)も結構深いので、こっちはもっと浅くても良さそうだ。


これを人前で使ってるときに蒸し器の部分を「ザル」と言われました。
なるほど、その手があったか。

次は穴を全面に開けてザルにしてしまえ。

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使えたわ

ゴトクとフライパン.jpg

以前、シングルバーナーに乗せられない、と書いたイチナベのフライパンだが、その後ゴトクの内の一本(という表現で合ってるのか?5本あって五徳じゃないのか?)と柄が平行になるように置くと、あーら不思議。手を離しても落ちない事が判明した。
なのでイチナベは見た目重視と軽量重視の二方向で進めることにする。

数カ月経って気付くって結構ヒドイ


以前の記事は>こちら

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考えるスピード

金属というのは時間がかかる。
いや、すぐにできるものもあるが、ぐい呑みのようにせり上がった形のものを作ろうとすると数時間から時には数日時間がかかる。
もちろんこれは手作業の話だ。
スピニングや、機械を使えば時間は短縮される。

あんまり広げ過ぎると話しがまとまらん。

なんでそんなことを言い出したかというと、吹きガラスの体験をやってみて、思考のスピードが作るスピードに追いつかなかったからだ。
この部分を広げたい、と思って少し触ると、どれだけ広げたらいいか考える間もなく形が変わっていく。
かといってじっくり見て考えてたら、今度はガラスが冷えてしまって作業が難しくなる。
慣れの問題もあるが、形を造るのに瞬時の判断が要求され、そういやそんな作業は殆どやってないなぁ。と思った次第。
いや、でも鍛造は少し似てるか。

話しがまとまらないなぁ・・・

昔、陶芸の人達がアッという間に形を作るのをみて、いいなぁと思ってたのを思い出した。
もちろん、その後の作業は大量にあり、下手すると金属の絞りより時間はかかる訳だが、ろくろでスッと作るのをみた感想はそれなのだ。

「作るのに時間がかかる作品だと、最初の気持ちを維持したまま作り続けるのは難しい」
昔そんな話しをされたのを思い出した。

結局何が言いたいかといえば、おなじモノをつくるのでも作り方は大夫違うなー。という感想だったりするのだ。

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当金(あてがね)

絞りの形というのは当金次第である。

どうしても形が合うのが無い場合、当金は作ってもらうか自作することになる。
今回は頼んで待ってる時間もないし、小さめのなので作ることにする。
材料はS45Cと呼ばれる鉄に0.45%の炭素が入ったもの。一般的な鉄より固い。

・コークス炉
・アセチレン混合ガスとバーナー
・蜂の巣(昆虫の蜂では無い、そういう名前の金床)
・アンビル
・万力

この辺があれば当金作りは楽なのだが、肝心の上三つが無い。

コークス炉の代わりに七輪に炭を入れ、エアーは鈍しやロウ付けに使ってるバーナーの風だけ送って利用。
バーベキュー用の安い木炭はすぐにボロボロになって使えないが、ナラ炭や備長炭なら結構イケる。

はちの巣の穴や凹みが無いのはつらいが、アンビルひとつでなんとか間に合わせるよう努力。
それでも本体の曲げは難しい。
なのでアンビル倒して凹んでる部分を使おうかと思っている。


取りあえず、なんちゃって七輪炉とアンビルで頭の部分は作れた。
時間はかかるが意外となんとかなるもんである。




でも道具を揃えた方が作業効率はグッと良くなる・・・ 分かってはいるんだけど・・・

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少し進む

錫のぐい呑みをつくるのに、まず錫板(というか塊)を作るところから作業は始まる。
板といっても厚み一定のものではなく、皿状の分厚い不定形である。
銅板を少しへこまして流すとよい、と友人に教わって実行していたのだが、いつも錫が銅板にひっついてしまい困っていた。
で、考えた。
間に膜があればよいのだな。
で、銅板に酸化膜をひっつけた。
簡単に外れた。
何でもやってみるものである。まだまだ勉強中。
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