土浦薪能
2009/09/30 Wed
薪能
ひらたく言えば屋外で夜に薪というか篝火をつけて行う能である。
その昔、友人が新宿御苑でやる薪能の券をとったので見に行こうとしたら、雨で中止となりました。ちゃんちゃん。
そのリベンジというわけでは無いが、母が土浦薪能の券をもらったので9月28日見に行ってきました。
土浦の場合、天候がよければ亀城公園(きじょうこうえん)で、雨なら市民会館ホールでやることになっていたが、天気がよかったので無事公園で。ホールじゃ”薪”のイミ無いしな。
以前は無料で立ち見席(?)もあったらしいのだが、もの凄くうるさかったらしく不評のためか全席指定、券が無いと入れないようになっていた。とは言っても黒くて細かい網みたいなので仕切ってただけなので、後半になると外から見てる人もちらほら。そして小声でしゃべってるけどうるさいうるさい。というかスタッフがしゃべってたのか?外周に近い席だったので気になった。これはどうにかして欲しかった。
演目は狂言と能の二部構成。
狂言が「梟」 能が「殺生石」
狂言の演者が急病で代役と、イキナリなことから始まる。
始まる前に解説がアナウンスで流れるところが能楽堂などでやるのと違うところ。
狂言は話しとしては面白いが、間がそんなによくないので本気では笑えず。 人間国宝の舞台を何度も観ちゃってるからなぁ・・・
場所はこんな感じ。演目中は撮影禁止なので休憩中と終わってからと
ブレブレ〜
亀城公園(来たのは実に中学の部活の試合以来だ)、土浦城址本丸内東櫓前 紫にライトアップ・・・
その前に能舞台。竹にぶら下がってる提灯には”土浦薪能”の文字。雰囲気ナシ。
その斜め前あたりに薪。開演後に点火式。
写真左手に黒い箱状のテントがあって、そこに幕を掛け演者はそこから出入りする。
舞台は煌々とライトアップされているので、薪のゆらめきが面に映るとか全くナシ!(望遠鏡で確認済)
これは立って撮影したが、地面にパイプ椅子並べただけの後ろの方の席だったので舞台はよく見えず。前の人の首振りに合わせて自分の首も右左。
段差をつけてもらわないとものすんごく見づらい。これで前も後ろも同じ金を取られるのだから、後ろの人達は可哀想です。
それにしても能の音や謡というのは、何故ああも眠りを誘うものなのか・・・頑張ったんだよ、一応頑張ったんだよ、でも首が落ちるのを止められないんだよ・・・
外の声が気になったおかげで目が冴えてちゃんと観られるようになったんだけどさ。
”不眠症の人には能の音楽を聴かせるといいかもしれない”と姉が申しておりました。
能の話自体は分かりやすいものだし、始まる前に解説があったので”今このあたりをやってる”というのが分かって飽きは無い。いや少ない。
殺生石の中で着替えて狐が出てくるところはやっぱり見応えありました。
衣装もそうだが殺生石に見立てた布も、模様が豪華で綺麗だった。
時折、サイレンや飛行機やヤンキーの車の音が聞こえる他は虫の声ばかりでいい雰囲気でした。ただ幻想的か?と問われればそれ程でもなかったかと・・・
松本城での薪能は良いという話しも聞くので、次、見に行くとしたらもっと人気のない薪の感じがしっかりした所に見に行きたいと思う。
舞台正面左手から、提灯と薪と
これもブレブレだ〜
土浦市内も来週の花火大会のほうが盛り上がっているようである。
ひらたく言えば屋外で夜に薪というか篝火をつけて行う能である。
その昔、友人が新宿御苑でやる薪能の券をとったので見に行こうとしたら、雨で中止となりました。ちゃんちゃん。
そのリベンジというわけでは無いが、母が土浦薪能の券をもらったので9月28日見に行ってきました。
土浦の場合、天候がよければ亀城公園(きじょうこうえん)で、雨なら市民会館ホールでやることになっていたが、天気がよかったので無事公園で。ホールじゃ”薪”のイミ無いしな。
以前は無料で立ち見席(?)もあったらしいのだが、もの凄くうるさかったらしく不評のためか全席指定、券が無いと入れないようになっていた。とは言っても黒くて細かい網みたいなので仕切ってただけなので、後半になると外から見てる人もちらほら。そして小声でしゃべってるけどうるさいうるさい。というかスタッフがしゃべってたのか?外周に近い席だったので気になった。これはどうにかして欲しかった。
演目は狂言と能の二部構成。
狂言が「梟」 能が「殺生石」
狂言の演者が急病で代役と、イキナリなことから始まる。
始まる前に解説がアナウンスで流れるところが能楽堂などでやるのと違うところ。
狂言は話しとしては面白いが、間がそんなによくないので本気では笑えず。 人間国宝の舞台を何度も観ちゃってるからなぁ・・・
場所はこんな感じ。演目中は撮影禁止なので休憩中と終わってからと
ブレブレ〜
亀城公園(来たのは実に中学の部活の試合以来だ)、土浦城址本丸内東櫓前 紫にライトアップ・・・
その前に能舞台。竹にぶら下がってる提灯には”土浦薪能”の文字。雰囲気ナシ。
その斜め前あたりに薪。開演後に点火式。
写真左手に黒い箱状のテントがあって、そこに幕を掛け演者はそこから出入りする。
舞台は煌々とライトアップされているので、薪のゆらめきが面に映るとか全くナシ!(望遠鏡で確認済)
これは立って撮影したが、地面にパイプ椅子並べただけの後ろの方の席だったので舞台はよく見えず。前の人の首振りに合わせて自分の首も右左。
段差をつけてもらわないとものすんごく見づらい。これで前も後ろも同じ金を取られるのだから、後ろの人達は可哀想です。
それにしても能の音や謡というのは、何故ああも眠りを誘うものなのか・・・頑張ったんだよ、一応頑張ったんだよ、でも首が落ちるのを止められないんだよ・・・
外の声が気になったおかげで目が冴えてちゃんと観られるようになったんだけどさ。
”不眠症の人には能の音楽を聴かせるといいかもしれない”と姉が申しておりました。
能の話自体は分かりやすいものだし、始まる前に解説があったので”今このあたりをやってる”というのが分かって飽きは無い。いや少ない。
殺生石の中で着替えて狐が出てくるところはやっぱり見応えありました。
衣装もそうだが殺生石に見立てた布も、模様が豪華で綺麗だった。
時折、サイレンや飛行機やヤンキーの車の音が聞こえる他は虫の声ばかりでいい雰囲気でした。ただ幻想的か?と問われればそれ程でもなかったかと・・・
松本城での薪能は良いという話しも聞くので、次、見に行くとしたらもっと人気のない薪の感じがしっかりした所に見に行きたいと思う。
舞台正面左手から、提灯と薪と
これもブレブレだ〜
土浦市内も来週の花火大会のほうが盛り上がっているようである。